Easycome(イージーカム)について知りたい!そう私がっ!
- 大阪発の4人組バンドらしい
- 2015年結成らしい
- めっちゃいい歌、歌うらしい
- ちーかま(Vocal/Guitar)
- 落合(Guitar)
- コダマ(Bass)
- johnny (Drums)
という4人らしい・・
らしい・・らしいって、だってつい最近・・知ったんだもん
YouTubeでなんとなくいろんなアーティストのMVを周遊していたら・・・
ズギュ〜〜〜ン!!と、胸を貫かれました
「つつじ」という楽曲のMV
もうイントロから、ボーカルの第一声からヒトメボレでした
2019年1st albumもリリースしています
どの曲もスンバラシイ!!
Easycome「つつじ」(2017)
〜春色の優しいギターの音・陽だまりのようなメロディとあたたかい声〜
▶︎ Easycome「つつじ」◀︎
2nd mini album『お天気でした』収録の「つつじ」
つつじは春の花
春の風のように、心地よく吹き抜けるギターの優しい音色・少しノスタルジックな落ち着いた素直なリフ
その暖かさ、冷たい冬から目覚めた草花、虫たちがゆっくり呼吸をしだす春舞人のベースとドラム
その全てを包み込む、陽だまりのメロディ
ボーカル、ちーかまちゃんの声は太陽そのもの、春色の声は花びらを撫でる そよ風のようにやさしい
歌詞は
初恋の喜びを 白い花に預けて・・・君の温度だけ感じていられたなら・・
きっと初恋の歌なんでしょうが、明確な表現はなく
それがこの独特の甘酸っぱさ、それを醸し出しているのでしょう
歌詞の中にも「つつじ」を入れず、あえて「白い花」と表現する
その奥ゆかしさ、タイトルへの伏線を歌詞の中に込める、それこそ美しい日本語の歌詞の世界だと思います
とてもやさしい気持ちになる「春ソング」です
ちーかまちゃん、とてもいい表情で歌う子だな・・声の色がとてもいい
逸材だ
一度、聴いて「大好き!!!」ってなりました
何か「宝物を見つけた」って気持ちになりますよね、新しいアーティストとの出会いの瞬間って
Easycome 「旅気候」(2019)
〜エキゾチックなひねたギターに、跳ねるリズム。旅情は君とのアーバンチュール〜
▶︎ Easycome「旅気候」◀︎
1st album『Easycome』収録の「旅気候」
イントロの少しざらっとした入り
ブレイクからのギターきっかけのエキゾチックに跳ねたカッティングとリズム
ちょっとThe Cardigans(カーディガンズ)っぽい、音質作りを意識してるんじゃないかと想像
いやきっとそうだ、好きなんですよね、このギターの音の作り方
でもあくまでもエッセンスで、歌が始まるときっちりメロディが主役に回って
旅情の穏やかな音、メロディの素直さ、安心感
楽器隊のエキゾチックでクールな音と、落ち着いたメロディと声色のせめぎ合いで
レトロな空気感、アバンチュール、まさに旅に思いを馳せる
【旅気候】
というタイトルへの全ての伏線をバンド全体で表現しているように思えます
実にアレンジがうまい、いい仕事してるなと
見事な構成力だなと感心した一曲でした
「Night Skip」(2019)
〜休日のファンク・ソウルな穏やかな1日。風の波間にあの日のセンチメンタル〜
▶︎ Easycome「Night Skip」◀︎
ゆったりとした、ファンク・ソウルなベースラインから、ギターのカッティングで徐々に高揚していくイントロ
うまい、実にいいイントロです
メロのバッキングのギターのおかずも心地よく合いの手が入り、ハートウォーミングな温度な作り出してます
「休日の朝」のような、そこから素敵な1日か始まるような期待に詰まったあたたかい雰囲気
かと、思えば歌詞は、センチメンタルな雰囲気
「風の波間に あの頃が見えるかも」と、他の楽曲も歌詞もそうですが
「ハッキリとした輪郭の歌詞ではない」ということ
比喩とも違う、抽象的な表現なのに情景がしっかり入ってきて、心にタッチしてくるんですよ
歌詞の意味にうまく「空白」を作ることで、聴き手に補完を委ねる
この歌詞の作り方はとてもセンスがいります
インタビューで読みましたが「スピッツ」を目指し、敬愛しているとのこと
草野マサムネさんの歌詞の「一筋縄ではない」そんなエッセンスとイズムを感じます
聴き手のその時の感情によって、この楽曲の歌詞の受け取り方も変わるんだろうな
一度や二度、聴いただけでは、言語化は難しいと思いました
アウトロまで、とても繊細にいい温度を保ったまま、本を閉じるように終わる
こういう曲は「あぁもう一回聴こ。。」ってなりやすいですよね、実にうまい〆です
Easycome 最新のEP『レイドバック』をちょこっと紹介
Easycome「crispy crispy」(2020) E.P.『レイドバック』Trailer
▶︎ Easycome「crispy crispy」◀︎
2020.7.15発売のE.P.『レイドバック』より 収録曲「crispy crispy」に乗せた予告編映像を公開!
何かが始まる予感、それを感じさせる素敵な弾むようなイントロ、ワクワクします
オシャかわな映像で、いいトレイラーですね
去年の初夏に発売されたバンド最新の5曲入りのE.Pですね
その『レイドバック』より、MVをひとつ紹介します
「スピーチ」(2020)
▶︎ Easycome「スピーチ」◀︎
1打のハイハットの半小節のドラムから、キューーーンとスライドギターののびやかな音色
4小節の小気味良いイントロからAメロに・・
前途しましたが、このイントロからもう「スピッツ」へのリスペクトが随所に感じます
メロディに寄り添うような、心地よいギターのバッキングの巧みの技は
スピッツのGt,三輪テツヤさんをビンビン感じます、あぁぁやさしい音色だ、と安心感がすごいですよね
メロディの構成と、コード感がスピッツ「正夢」を感じます
似ているとか、オマージュとかそんな安い話ではなく
リスペクトからくる「もっと強い繋がりの音色」です
まだまだ紹介しきれない、愛おしいMVをどうぞ
「春になったら」(2019)
▶︎ Easycome「春になったら」◀︎
このゆるいダンス、メンバーの仲良し感がとっても微笑ましい
みんなかわいい!
ライブでも人気が高い曲だそうです、多幸感がたーーっぷりマシマシですね
ベイ・シティ・ローラーズのような70年代のポップ・ロックを
ゆるく可愛く、春めいたあたたかいアレンジでオマージュしているようですに思います
「風の便りをおしえて」(2016)
▶︎ Easycome「風の便りをおしえて」◀︎
Easycome、初期の楽曲
バンド初のミュージックビデオ
のびやかなメロディと、カントリーロックが心地いい
風を感じるギターのロカビリーのアレンジが軽快でいいですね
ライブ映像、レコーディング風景、オフショットなどで構成された
メンバーの仲良し感、可愛さがつまった幸せな映像がたっぷり!
春風の伝道師、楽曲の世界観、温度。
ブレイクの要素がたくさんある期待のバンドです
「春」をテーマに、風をテーマに、穏やかなあたたかなイメージの楽曲が多いですね
かといって、しっとりフォークではなく、アメリカンロック、ソウルのアレンジで元気いっぱい演奏する
「とっても多幸感にあふれるバンド」
4人の仲の良さもMVからも伺えて、とってもほほえましい
楽曲の世界観を、魂を吹き込む段階ですでに「メンバー4人のつま先がみんな同じ方向にきちんと向いている」
そんな音がします、そうでなければ、この音のグルーブ感は出ないはずだから
簡単なようで、当たり前のようで
これができている、感じさせるバンドもなかなか稀有なんですよ
きっとアレンジを決める時も、メンバーがアイデアを出し合うんではなく
各パートが「楽曲の世界観を共通認識していて、どの音を出せばいいかあらかじめ知っている」
結構「せーーーの!」で、バシッといいアレンジが決まる
そんなバンドなんじゃないかなと思います(勝手な妄想)
最近まで、知らなかった私がいうのもなんですか
世間に知られるチャンス、アニメやドラマなどでタイアップされて「良さ」が認識されれば
実力も売れる要素もたっぷりあるバンド、今後に期待です
是非とも、この仲良しな4人で、多幸感で彼らの純粋無垢な「春」を突き進んでほしいですね
関西のライブハウスを中心に話題を集めるポップバンドEasycome、待望の1st ALBUMが遂に完成。
- 1.旅気候
- 2.Caravan
- 3.Night Skip
- 4.想い出にさよなら
- 5.雨を待つ
- 6.パラシュート
- 7.夢中にならないで
- 8.ルフラン
- 9.something
- 10.春になったら
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