2021年梅雨到来!
雨は憂鬱の象徴じゃない、素敵な雨ソングで雨を愉しもう
雨ってイヤーー
「雨ふると、いろいろめんどくさい」
「雨ふると、傘とかちょーめんどい」
「雨ふると、気圧の関係で頭痛が・・」
雨だし、会社(学校)いきたくねー!
「雨じゃないけど、会社行きたくねーー」
「月曜は特に行きたくねーー」
「会社なんか、なくっちゃえばいいのに」
「でも会社なくなったら無職になっちまうーー」
「じゃあ結局、行かなくちゃだめなんじゃね?」
つまり憂鬱じゃね?
と、最後の方はあまり「テーマ」の雨と関係なくなっちゃったけど
全人類のとっても多くの人が「雨 = 憂鬱」という図式が頭にこびりついています
雨って人生のうち何日が「雨の日」だと思いますか?
人生、80年と換算すると・・・なんと!
なんと!!!
・・・まぁ調べていないんですけどね
調べてないんかーーーい!!
と・・・
まぁまぁ雨の日はあります(適当)
でもそのまぁまぁ訪れる「雨の日」が全て憂鬱の対象になったらもったいない!
どうせなら「雨を愉しむ」
そのほうが人生得ですよ?って、そんな音楽を紹介します!!
今井美樹「雨にキッスの花束を」(1990年)
ジューンブライドの定番曲!
「雨」という舞台装置をここまでカラフルに魅せて
そして幸せに満ちていて、当時のトレンディドラマのワンシーンを切り取ったような歌
「嘘でしょう 立ち止まったまま 転がっていく傘の花」
たった4:38の楽曲で、歌詞の中の物語は「プロポーズから、YESを込めた口づけ」だけ
そのほんの何秒かの出来事を、二人のためだけに世界が止まっているような演出の歌詞は伝説
作曲は KAN
世間では「愛は勝つ」が大ヒットした為、なぜか「一発屋」のイメージを持っている人も少なくはない
この人、天才なんです
この「音楽好き」の界隈ではレジェンド的、存在です
KANについてはまた別の機会にレコメンドしますね、お楽しみに〜
キリンジ「雨は毛布のように」
歌詞、メロディ、アレンジ、映像、ダンサー
コーラス(aiko)全てが奇跡で繋がったMV
どしゃぶりで傘も刺さずに舞う姿
雨が景色を撃つ 水溜りが跳ね上がる
その音の粒がキラリ光る美しすぎる世界に魅了されます
雨をまとう、美しきダンサーは川口ゆい
どしゃぶりの街が美しく
ずぶ濡れの憂鬱もパシャっと蹴散らす最高のナンバー
※この動画、スマートフォンのバージョンによって再生できない場合があります
KingGnu 「傘」
「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイルバンド」
と称されるニューウェーブな4人組
本来はディープなアングラ路線になりがちなのだが・・
「白日」大ブレイク
今の若い世代は技巧派が多い …転調に次ぐ転調、ほんとすごいです
タイトルをシンプルに【傘】にしたセンス
別れ、土砂降り、曇りガラス、後悔、傘
文学的かつ、心地よい発音を細部まで拘った歌詞のループが美しい雨歌
waffles 「雨のアーチ」
日常の傍ら、こころ
現実と幻想を行き来する世界
胸にチクッと微かな痛み、夜の光、朝の匂い
vo.大野には魔法がある
雨がつくる水のアーチ 濡れた美しい街の情景描写
演奏の表現力 優しさに包まれる歌です
大貫妙子 「色彩都市」
いつでも心は雨のち晴れ
はつらつ便りを待ってます
大貫ポップス真骨頂
コーラスはEPOが歌っています
原田知世、松任谷由美、薬師丸ひろ子、他
数々のアーティストにカバーされ愛されて続けている楽曲
水彩画のような淡色の彩りの都市
初恋の瑞々しい記憶が甦ります
心弾む編曲はあの世界の坂本龍一教授です
浜田省吾 「紫陽花のうた」
2008年リリースのツアーDVDより
貴重な映像 去年の紫陽花の季節
公式さんが最高の粋な計らいでアップしてくれました
現在の68歳のハマショー
ずっと現役
・・いや今が全盛期とも言える最高のロックシンガーです
北鎌倉、江ノ島…
穏やかな時間、電車の音、雨と草の香り浮かぶ情景
凪のような穏やかで静かな、優しさと愛に満ちた作品
松原みき 「Rainy Day Woman」
昨今、竹内まりや「Plastic Love」を筆頭に
日本のシティポップが世界的にブームとなりました
そしてその流れで
松原みき「真夜中のドア〜Stay With Me」が
大注目されるのも必然です
44歳の若さで子宮頸癌で他界
この再ブームを天国で喜んでるでしょう
あなたより先に目覚めて
寝顔を見つめて5分泣いたわ
作詞 松本隆 別れの雨の朝を歌った、大人の雨歌の名曲
そして編曲は松任谷正隆
雨の街のきらめく景色の陰影を感じるアレンジが素晴らしい
特集! にゃんぞぬデシ 「雨はきらい。」
ヒナレコ !POWER PUSH!!
22歳のシンガーソングライター。
通称「デシちゃん」
ギター弾き語りを中心に、バンドセットでライブも行う
17歳の頃に「mona recordsレーベルオーディション2016」にてグランプリ受賞
自身のYouTubeで、様々な弾き語りカバーや
ライブ&トーク配信なども積極的にやっており
その独特のキャラクターと、歌のうまさのギャップにファンが急増中
ブレイク間近!!
あいみょん、aiko、吉澤嘉代子、椎名林檎
昭和歌謡の歌姫などのエッセンス
その歌声はまさに新世代のハイブリットな女の子です
この「雨はきらい。」は6/22リリースの最新曲
日常の風景、心情を切り取り情緒豊かに歌う
プロデュースは天才 宮野弦士
フィロソフィーのダンス
寺嶋由芙
MELLOWMELOW
なども手がける、いま大注目の作曲家です
雨はきらい。
傘を持たなきゃいけないから。
ならば、好きな人に持ってもらえばいい。
そんなこと言うのなら あなたが持ってよ
作詞・曲は本人、デシちゃん
タイトルと、このサビの歌詞にだけ、句読点をつけていて
まるで文学作品のようなおもむきを感じます
とても「心情の行間」を読ませてくれますね
ならば の使い方も実にいいです
雨のワンシーン、あの日の記憶が雨粒に流れて行く
映画のようなドラマチックな楽曲
デシちゃん2ndミニアルバムです
「次、雨降ったらどんな音楽聴こう〜〜(ウキウキ)」って気持ちになる
そんなプレイリストをあらかじめ作っておくことをお勧めします
是非、参考にしてみてください♫
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