吉澤嘉代子・３部作解説！変幻自在の憑依型の女優歌姫の実力

いま大注目のアーティスト吉澤嘉代子！
ビクター移籍後、初のアルバム「赤星青星」が3/17の発売決定！

アルバムに先駆けて、先行リリースが３曲が配信されましたー

そんなメキメキと注目を浴びている吉澤の嘉代ちゃんの今日のトピックです

変幻自在の憑依型歌姫の

多彩な球種に三球三振な理由

第一球：「天才」の世界観　「サービスエリア」

移籍後の第一弾はポップなナンバー！ではなく、夜の匂いのする、大人な雰囲気の楽曲
でもそれだけじゃなく、ちょっとサイケなアレンジに新境地が感じられます

夜の闇、サービスエリアの明かり、そのあやしげなコントラストに渦巻く気だるい空気感
二人を中心にその世界が壊れていくさまにドキっとさせられます

【滅びのキス】という歌詞が「この世界に二人だけのディストピア」を象徴しています

この圧倒的な世界観の構築が嘉代ちゃんの「天才」として資質であり
アーティストとしての「Ａ面」な部分なのでしょう

「ようこそ、吉澤嘉世子の世界へ」というエントランス的なナンバーですね

そう、踏み込んでしまったら最後です！

その理由は？

第二球：「鬼才」の叙情感　「刺繍」

音楽バラエティ「関ジャム」で大プッシュされ、注目をあびた「残ってる」
叙情的な世界、文学的かつ生々しい恋愛小説ように、生暖かくグサグサ刺してきます

ストーリーテラー吉澤嘉代子にグサっとヤられる人はこのポイントなんですよ、きっと

そんな彼女、真骨頂全快の「刺繍」でも容赦なくグサグサ刺してきます

穏やかなメロディ、スローバラードの中に青い炎のような情熱がふつふつと燃え上がってます

この艶めかしい徹底的な心理描写と風景描写は、脳内にこびりつく「映像」として鮮烈に残ります

この叙情感こそ「奇才」嘉代ちゃんの資質であり、彼女の「核」の部分なのでしょう

ドラマ「おじさまと猫」の主題歌としても注目を集めています

そして、世界観に魅了され、叙情感で心を持っていかれたあとに

第三球：「奇才」の異形感　「鬼」

タイトルからして、シリアスな歌かとおもったら「つのでちゃう」とか予想外なサビ（笑）
さすがですよ、嘉代ちゃん！
「ケケケ」「麻婆」「洋梨」などの奇才の代表作！キャッチーなのにやっぱり「変」という

異形感というより「変態性」という方が正しいかもしれないですね
少女性、乙女性、いろいろ混在し

しかも「鬼・角・雷・ダーリン」このキーワードはうる星やつらのラムちゃんですね

ポップでカラフル・コミカルのキュートな嫉妬心の歌に仕上がってますね♪

イントロの「デデデデン〜デデデン〜♪」はあの楽曲のオマージュですね
「T. Rex “Bang a Gong (Get It On)” 」ロックのド定番のブギーなギターリフのアレです